教育目標とカリキュラム
教育目標
長栄大学応用日本語学科では、経済、社会、文化などにおける非常に活発な日台交流の状況に鑑み、従来の語学や文学偏重ではなく、日本語教育、翻訳・通訳、経済、貿易、観光などの実務人材の育成によって市場の人材ニーズに応えるべく、積極的に取り組んでいます。本系所考量台日在社會、經濟、觀光、文化等各方面交流頻繁,若僅著重於文學、語學、語言教育等單一領域之研究已不符合市場需求,因此本系所在設立之初,即以培育就業市場需求人才為首要目標,以因應對日經濟、貿易、政治、語文研究、觀光文化各方面交流之所需。
本学科の教育目標は次の通りです。在重視拓展國際視野的前提下,本系所之教育目標為:
1. 日本語人材の育成:日本語教育、通訳、翻訳、学術研究に関わる専門人材を育成する。培育日本語文翻譯人才:積極培養日語教學、語文翻譯、學術研究等語文專業人才。
2. 日本経済・貿易・観光人材の育成:日本との経済、社会、政治、文化、観光など各分野での活発な交流により、日本語実務に携わる人材が必要とされているため、社会や企業のニーズに合わせた専門人材を育成し、日台交流に資する。培育日本經貿觀光人才:台日在社會、政經、文化、旅遊等各方面交流頻繁,因此培養日語實務人才,以因應對日經濟、貿易、政治、文化、旅遊等交流之需,對台日交流盡一己之貢獻。
カリキュラム
本学科では、異なったニーズに即応可能な全方位型の人材の育成を行っています。最も大きな特色は、コースのモジュール化により、学生の興味関心や将来の進学や就職に合わせたカリキュラムになっている点です。また大学院では、一つの学問領域に偏重することなく、日本に関わる各分野の豊富な授業が開設されています。
【修士課程】
修士課程では、一つの専門分野に限定せず、総合的な研究を重視しています。言語学、文学、社会学、経済学、経営学などの各学問領域の授業や学際的な研究が行われています。
【学部】
一~三年次では、話す・聴く・読む・書くの基本能力の授業を必修科目として履修します。効率的な学習をするため、学生の各レベルに合わせた授業が開設されています。四年次では、それぞれの指導教官の下、さまざまなテーマの卒業研究が行われます。選択科目においては、「語学・文学」「翻訳・通訳」「観光」「経済・貿易」という四つのモジュールに分かれており、一年次からそれぞれの興味関心やキャリアデザインに沿って授業を履修します。こうしたカリキュラムにより、外国語能力と専門知識を備えた即戦力人材が育成されるほか、日本語教師や各分野での研究職を目指すための基礎が築かれます。
モジュール |
対応する授業科目 |
語学・文学 |
日本語発音/初級日本語文法/中級日本語文法/日本文学概論/日本語学概論/日本語総合能力養成/上級日本語語作文/現代日本語小説/日本語教授法 |
翻訳・通訳 |
初級日本語翻訳/中級日本語翻訳/上級日本語翻訳/日本語通訳/日中言語コミュニケーション |
観光 |
日本の地理/日本史/日本語観光ガイド/観光日本語/日本文化概論/日本語ニュース/日本の現状 |
経済・貿易 |
日本企業概論/日本経済概論/日本産業概論/ビジネス日本語/日本語応用文とビジネス文書/会計実務/日本企業の組織と管理/国際ビジネス/ビジネスコミュニケーション/秘書実務と職場倫理 |
各モジュールの詳細は、各入学年度のカリキュラムを参照してください。